石見神楽&島根県情報をのんびり書いて行きますので、よろぴくね♪
 しりのないニシ
2007年03月25日 (日) | 編集 |
おおおっ!本日、この記事を書いている朝9時40分ごろ、京都で地震が…
大きくはないですが、家がユラユラと揺れました!
もう1回、阪神大震災くらいの揺れがあったら、絶対、この家は崩壊する…怖ぁ〜(><)




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近くの図書館で、「島根県の民話」という本を借りて来ました。

ニシとは、どうやらタニシのことのようです。


 「しりのないニシ」 

大蛇退治をして有名になったスサノオノミコトは、石見の様子を見るために、
小浜を訪れた時の話です。
(小浜って、温泉津の小浜なんだろうか?温泉津町の民話ですが…)

小浜近くの笹島には、矢を作るのに質のいい竹が生えているので、
スサノオは、1本1本、選んで切っていました。
夢中で切っていると、潮が満ちてきたので、大急ぎで、浅瀬の方へ歩いて行きました。
しかし、大波が打つ寄せて、着物の裾をぬらしてしまいました。

近くの川で、着物を洗い、乾くまで一休みしようと、着物を石の上に干し、
砂浜に横になって、寝てしましました。

夕方、寝過ぎたと慌てて、干しておいた着物を着ようとすると、
せっかく干していた着物は、風に飛ばされたのか、川に浸っていました。

着物を引き上げてみると、裾の方に、ニシ(タニシ)や、ヒルがびっしりと付いていました。

「これは、けしからん!着物に引っ付くとは、なにごとだっ!」

…と、スサノオは怒り、ニシを着物からはがし、とがったニシのしりをねじ切って、
川に捨ててしまいました。

吸い付いたヒルも、
「二度と吸い付くなっ!」とヒルの口をねじ切って、捨ててしまいました。

それからというものは、この辺りのニシは、シッポが切れたようになり、
ヒルも、人の血を吸わなくなったということです。


温泉津の厳島神社の境内ある「衣更神社(きさらぎじんじゃ)」という社は、
スサノオを祀ったものだといわれているそうです。
(そんなものがあったの?赤さん?)

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挿絵には、この種神楽保存会のスサノオのような着物姿が描かれていました。


この話、ニシ(タニシ)にしても、ヒルにしても、迷惑な話ですよね。
着物を落としたのは、結局、スサノオが悪いのに、
俺様の着物に引っ付くな!と、怒っちゃって、ねじ切ってしまうのですから…
こういう気性が、天照大御神の怒りをかうところでしょうか?

まあ、「伝説・温泉津町…しりのないニシ」で載っていたので、
あくまでも、伝説として…