石見神楽&島根県情報をのんびり書いて行きますので、よろぴくね♪
 石見神楽 塵輪(じんりん)
2006年12月16日 (土) | 編集 |
「塵輪(じんりん)」

人皇第14代の帝、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の時代、
新羅国(しらぎのくに)より数万の大軍と共に、
翼を持った塵輪という鬼が、黒雲に乗って日本に攻めてきました。
天皇は、高麻呂(たかまろ)を従え、
天の鹿児弓、天の羽々矢の威徳を持って、塵輪を退治します。

20061108165327.jpg
                               石見神楽温泉津舞子連中「塵輪」

久し振りの演目ネタ(^^)
先日、他の場所でも書いたのですが、広島の神楽の塵輪を動画で見ました。

ココ⇒【神楽ポータルサイト・KAGURAの杜】

このサイトは、広島の神楽動画がメインですが、石見神楽の動画もあります。
都治神楽社中「大蛇」、松原神楽社中「十羅刹女」、亀山社中「五條橋」など。

無料ですが、パスワードを取らないと見られないです。
□ このパスワードをパスワード一覧に保存する(s)の□に、チェックを入れると、
次から、わざわざパスワードを入れなくても見られます。(^^)


私は、前にもよく書きましたが、広島の神楽は、リズムや舞いが体に合わず、
何回見ても苦手なのですが、つい見てしまうのは、面白い発見があるからです。
石見神楽と広島の神楽は、全く別物の感じがすると、自分では思っています。

川北神楽団の塵輪もありますが、全く同じ様な衣装に、同じ舞い。
…どっちが、仲哀天皇?従臣の高麻呂の差は?
仲哀天皇は、やっと口上を言ってから、わかるけど…広島の口上の言い方も独特ですね。
やっぱ、面がないとわかりにくいと思うのは、私だけ?


ここのサイトの右側にある紫の部分「月一の舞い」をクリックすると、動画が…
今回は、筏津神楽団「塵輪」を見ました。
ここの神楽団は、広島の神楽では、珍しく神が面を付けておりました!
衣装も、石見神楽に近い幅広の袴。(広島は、足首が絞めてあるものが多い。)

仲哀天皇から始まる口上、
「自らは人帝第十四代の帝、
 帯中津日子(たらしなかつひこ)の天皇(すめらみこと)とは自らがことなり。(以下省略)」 
など、全く同じなのですが、登場人物が…(^^;)ここの神楽団だけ?

鬼が3匹も出て来るんです!(驚)ちなみに、川北神楽団は般若が1匹。

石見神楽では、社中によって若干の違いはあるでしょうが、
般若と赤鬼が、仲哀天皇と高麻呂に退治されるというのが多いと思います。
しかし、筏津神楽団は、3匹!!
私が解釈するに、デカ面の般若が、2匹のメス般若をはべらせている感じがしました。(^^;)

赤いおべべに、ダラリの帯の般若が2匹…先にやっつけられるのですが、
後から出てくるやたらと顔のデカイ般若が、2匹を退治され怒りを持って戦うみたいな…
「よ、よ、よくもオレの女を…くそーっ(怒)」…(^m^)変な解釈?!

ほんでもって、両方の神楽団とも、般若が幕をクルクルと巻いて、テント状に…
かくれんぼしているようで、何だかかわいかった♪


百聞は一見にしかず…まぁ、ご覧くださいませ♪