石見神楽&島根県情報をのんびり書いて行きますので、よろぴくね♪
ケンといわみかぐら
2006年11月05日 (日) | 編集 |
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先日、図書館の検索機で「石見神楽」で検索したら、1冊ヒットしました。
 
これは、寺戸恒晴(てらど つねはる)さんの創作絵本です。

1922年、島根県石見の生まれ。
1942年、日本美術学校を卒業。
色々な賞も受賞され、主な作品は、「五色の九谷」「うおがしの朝」「こども風土記」
「われら女たち」「西向き地蔵の秘密」など。

江津市市民体育館壁画「石見夜神楽」(21m×3m)は、寺戸さんの作品とのこと。


石見神楽の本、意外とないんですよね(^^;)
写真集なんかもあったらいいのに…
図書館は、タダだし、本の置き場所にも困らないので、よく利用します。


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「ケンといわみかぐら」は、どんな内容かと申しますと…

ケン君の父親は、石見に2軒しかない代々受け継がれた神楽の面職人。
でも、ケン君は、面作り職人にはなりたくないと思っている。

ある日、いとこの神楽舞子のお兄さんが、初めて鬼を舞うので、
父親は、ケン君が嫌がるのを無理やり神社に連れて行った。

そこでは、おどけて舞う「羯鼓(かっこ)」、大暴れする「塵輪(じんりん)」、
立派な鬼が出る「鍾馗(しょうき)」 、いとこのお兄さんは「黒塚(くろづか)」の狐、
そして、最後は、「大蛇(おろち)」…

あれだけ、面作りを嫌がっていたケンちゃんも、父親の作った面が、人にかぶられ、
神楽を舞われた時、ただの面に命が吹き込まれたようで、体中が熱くなった。
そして、自分もいつかこんな面が作りたいと思うようになった。


…という話です。ええ話やなぁ〜



本文の最後の方のいとこのお兄さんと父親の会話で、

兄 「ええ面を作ってもらって、みんな、大喜びです。」

父 「あんたの舞いも、なかなか良かった。舞う人が、ええと、面も引き立つ。」

兄 「面がええと、舞いにも、力が入るけえ、」


これまた、ええ話やなぁ〜
勢いのある面ってありますものね!
お互いがこんな思いでいるのなら、素晴らしい石見神楽となって行くことでしょう♪