石見神楽&島根県情報をのんびり書いて行きますので、よろぴくね♪
 石見神楽 頼政(よりまさ)
2006年10月08日 (日) | 編集 |
頼政 (よりまさ) 

平安の末期、帝(堀川天皇)は、毎晩、丑(うし)の刻になると、
京都東三条の森を黒雲がおおい、鵺(ぬえ)が鳴くと怯えるようになった。

鵺(ぬえ)は、頭は猿、体は牛、手足は虎、尾は蛇という怪物。

天皇の命を受けた弓の名人・源 頼政は、
従臣・猪早田(いのはやた)と共に、鵺を退治する。

DSC00999.jpg





前のブログ「Twinkle−Cloud−Cottage」の「合体?!」という記事で、
鵺を作りました…こんなの…ペッタン!

20061008000315.jpg



今日、また図書館に行ったら、新刊の所に、『水木しげるの日本妖怪紀行』という本が…

この本によると、
「ぬえ」は、「鵼」(空に鳥)と書かれており、
「つかみどころのない、あいまいな怪人物などを表現するのに使われる」と書いてありました。
そして、「この妖怪の正体が、頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎という」…


…えっ!体がた、た、たぬき〜!!!


これは大変!私の前に作った鵺(ぬえ)は、「頭は猿、体は牛、尾は蛇、手足は虎」
 
「新 日本古典文学大系」に、
平家物語諸本に、「頭は猿、軀(むくろ)は狸、尾は蛇(くちなは)、手足は虎の姿なり。
鳴く声 鵼にぞ似たりける。恐ろしなどもおろかなリ。」と書いてあると載っていました。
やっぱ、えらいこっちゃ!作りなおさなきゃ!

20061008001632.jpg
ダメっすか?

石見神楽では、
「平家物語と源平盛衰記で、源三位頼政のヌエ退治を神楽化」と書いてあるので、
怪物としてなら、体は牛…と変わったのでしょうか?
狸じゃねぇ〜迫力ないもんなぁ〜




おまけ

「鵺の正体は、低山帯に棲息するトラツグミのことだとされており、
夜または夜明け、曇りの日などに、「ヒイイー…ヒョォー」という哀調を帯びた鳴き声を発する」

頼政が退治したのは、鵺ではなく、鳴き声が鵺によく似た怪物でした。

↓ トラツグミの画像と鳴き声 ↓
http://www.asahi-net.or.jp/~yi2y-wd/a-uta/uta-tora.html